京都地検

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 京都市左京区で6月、パトカーに追跡されたワゴン車が自転車などに衝突し2人に重傷を負わせた多重事故で、京都地検は30日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で、ワゴン車を運転していた無職の男(21)=北区=を追起訴した。同乗者の会社員の男(22)=山科区=は不起訴処分(嫌疑不十分)にした。

 起訴状によると、無職の男は6月21日午後6時半ごろ左京区でワゴン車を運転し、パトカーの追跡を逃れるため、赤信号を無視して時速90~95キロで交差点に進入。タクシーや自転車に衝突し、男性2人にあばら骨や足の骨を折るけがを負わせたとしている。地検は認否を明らかにしていない。

 府警によると、当初は会社員の男がワゴン車を運転し、パトカーに交通違反を発見されると車内で無職の男と運転を交代。ひき逃げ事故や逆走などをしながら逃走し、多重事故を起こしたという。府警は、会社員の男が運転を制止しなかったとして、無職の男との共謀が成立すると判断し、危険運転致傷の疑いで再逮捕していた。

 2人は自転車の女性をひき逃げして軽傷を負わせたとして今月8日、道交法違反(ひき逃げ)の罪などで起訴されている。