指示された方向に足を踏み出す体操を実演しているDVDの一場面

指示された方向に足を踏み出す体操を実演しているDVDの一場面

 新型コロナウイルスの感染予防で外出や多人数の集まりを控える高齢者に向け、龍谷大(京都市伏見区)の学生グループが、頭と体を使う体操やゲームのやり方を紹介するDVDを作った。解説冊子とともに無料で配っている。

 同大学政策学部の学生でつくる「ローカル・アクティビティーズ」は、2013年から区内の高齢者向け教室で転倒や認知症を予防するための体操やゲームを行っている。しかし、コロナの影響で今年2月から休止しており、「居場所や外出の機会を失った人たちの助けになれば」と製作した。

 約15分のDVDでは、メンバー3人とOB1人が個人や小グループでできる計5種の体操やゲームを実演。「前」「後ろ」など指示された方向に足を踏み出す体操の紹介では、言葉を「東西南北」に変えたり、指示と逆向きに動いたりする応用法も説明している。

 参加者が車座になってお題に沿う単語を言い合うゲームでは、「他の人の言葉を復唱し、足踏みしながらやると効果的」と助言する。代表の同大学3年塚本美奈さん(21)は「自宅で何をすれば良いか迷っている人に見てほしい」と話す。

 配布は同区の伏見いきいき市民活動センターで、先着50セット。郵送でも受け取れる。来年3月31日まで。同センター075(646)4274。火曜休館。