個性豊かな碗の作品が並ぶ会場(京都市東山区・東五六)

個性豊かな碗の作品が並ぶ会場(京都市東山区・東五六)

 京都の焼きもの文化を発信する「わん碗(わん)ONE展」が1日、京都市東山区五条橋東6丁目の陶磁器店「東五六(とうごろう)」で始まった。京焼・清水焼の作家による碗作品142点が一堂に並び、訪れた人を楽しませている。

 陶芸家や陶器店でつくる「五条坂・茶わん坂ネットワーク」が主催し、9回目。例年は五条坂・茶わん坂一帯で作品展示や講演会など多彩な催しを開いてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響でメイン企画の展示のみを開催。来場できない人にも見てもらえるように全作品を360度撮影してホームページに公開している。

 同店2階のギャラリーでは、文化勲章受章者の今井政之さんなど著名な作家から新進気鋭の若手まで142人の新作を紹介。多様な色やデザインの作品に加え、全体に小さな穴が開けられていたり、布に包まれたまま展示されたりした個性的な碗もあり、来場客の目を引いていた。30日まで。無料。