採りたてのオリーブを選別する会員ら(宮津市日置)

採りたてのオリーブを選別する会員ら(宮津市日置)

 京都府宮津市が特産化を目指すオリーブが収穫期を迎えている。市内各地の生産グループの一つ「日置・世屋オリーブを育てる会」は1日、日置地区などで育った実の収穫と選果を始め、同会初のオイル製造にこぎ着けた。会員は商業化に弾みがつく、と笑顔を見せた。

 同地区では2016年春にオリーブ栽培が始まった。現在は隣接する世屋、府中地区も合わせ、19人が計2ヘクタールほどの畑で約800本を育てている。

 会員らは予想の2倍を超える120キロを手作業で収穫した。病気や虫害を受けた2割弱を手際よく取り除き、午後には由良地区にある搾油機で10リットルほどのオイルを搾った。

 オイルは地域に配るほか、販売も検討している。同会の矢野武会長(82)は「害虫で木が枯れることもあり、苦労した。栽培面積や会員を増やして、商業ベースに乗せたい」と将来を見据えた。