僧侶の指導を受けながら、開版たたきを体験する子ども(宇治市五ケ庄・万福寺)

僧侶の指導を受けながら、開版たたきを体験する子ども(宇治市五ケ庄・万福寺)

 京都府宇治市の黄檗宗大本山・万福寺で1日、江戸時代に来日し同寺を創建した明の高僧・隠元の生誕祭イベントが始まった。木魚の原型とされる「開版(かいぱん)」をたたく体験や、茶会などが開かれた。

 隠元が11月4日に生まれたことにちなみ、同寺などでつくる実行委員会が主催。煎茶やインゲン豆などを広め、日本文化に大きな影響を与えた隠元の功績を伝えようと、8日間にわたって境内のガイドツアーや朗読、演奏会などを行う。

 1日には、小学生を対象に開版をたたく体験があった。開版は斎堂の前につるされた、木製の大きな魚。修行僧が食事の時間などを知らせるために使っている。子どもたちは僧侶のサポートを受けながら、木の棒で力強く開版をたたいていた。体験した同市宇治の小学6年生(12)は「たたくと気分がすっきりしました」と話した。

 イベントは8日まで。午前9時~午後5時。拝観料500円、小中学生300円。茶会などには参加料が必要。