待ちわびた式典を前に、友人との記念撮影を楽しむ新成人たち(京都府京丹後市峰山町・府丹後文化会館)

待ちわびた式典を前に、友人との記念撮影を楽しむ新成人たち(京都府京丹後市峰山町・府丹後文化会館)

 京都府京丹後市峰山町の府丹後文化会館で1日、2019年度に20歳を迎えた京丹後の若者たちの成人式が開かれた。コロナ禍による7カ月超の延期を乗り越えて迎えた「人生の節目」に、出席者は両親、恩師への感謝や、将来の目標への思いを新たにした。

 同市の成人式は例年積雪時期の1月を避けて3月に開かれるが、今年はコロナ禍が直撃。今回は3密を避けるため、市内6町を午前と午後の2グループに分けて催し、計415人が集まった。

 午後の部では、丹後町出身の大学生、大下真優さん(21)=滋賀県草津市=が新成人を代表して登壇。母が成人式で着たという振り袖に身を包み、「数え切れない感謝を両親に伝えたい。コロナ社会でできることを考えて行動に移すことが、私たちの将来の希望になる」と決意を語った。

 式の前後には友人との再会を喜んで記念撮影する姿も見られた。保育士を目指す網野町出身の大学生、井上真佑さん(21)=大阪府羽曳野市=は「21歳での成人式も思い出になった。京丹後が好きなので将来は地元で働きたい」と話していた。