平田オリザさんのワークショップで体を動かす生徒たち(京都府亀岡市横町・亀岡高)

平田オリザさんのワークショップで体を動かす生徒たち(京都府亀岡市横町・亀岡高)

 劇作家の平田オリザさんが京都府亀岡市横町の亀岡高を訪れ、表現をテーマとしたワークショップを開いた。生徒たちは、全身を使ったゲームなどを通じて対話する力を学び、教室は終始笑い声に包まれていた。

 本年度新設の探究文理科1年の約30人が、外部講師などを招く土曜講座の一環で受講した。平田さんは、引いたカードの数字が大きいほど活発な趣味を持つ人になりきるゲームを実践させた。俳優たちも肩慣らしに行うといい、生徒たちは「1人でギターを弾く」「海外でボルダリングをする」などと想像を膨らませていた。

 また、日本人は察し合う「会話」が得意なのに対し、国際社会では異なる背景を持つ人同士で分かりやすく説明し合う「対話」が求められるとの持論を展開。「演じることで他人の行動の理由を理解できる」と演劇が果たす役割に言及した。

 参加した生徒(15)は「社会に出るには、学力だけでなく対話能力も必要だと分かった。これから学校で身に付けたい」と意欲を見せた。