北山丸太のPRのためにポルタに設置されたベンチ(京都市下京区)

北山丸太のPRのためにポルタに設置されたベンチ(京都市下京区)

 京都産の北山丸太の魅力を広く知ってもらおうと、京北銘木生産協同組合(京都市右京区)は、京都駅前地下街「ポルタ」に北山丸太でできたベンチ3台を設置した。行き交う人らが腰掛け、木材の温かな座り心地を楽しんでいる。

 北山丸太は、北区や右京区を中心に約600年前から生産され、茶室や桂離宮などの数寄屋建築の材料として使われてきた。近年は、和室需要の低迷とともに生産量も減少しているという。

 ベンチは幅1メートル強。木肌がよく磨かれ、滑らかな手触りでつやと光沢を帯びている。北山丸太の生産過程などを紹介したパネルも設けた。

 同組合は「北山丸太は京都の伝統文化を支えてきた。気軽に座ってもらい、観光客をはじめ多くの人に魅力をPRしたい」としている。