【資料写真】門川京都市長

【資料写真】門川京都市長

 大阪市を廃止して4特別区に再編する「大阪都構想」が住民投票で否決されたことについて、京都と滋賀の首長が2日までに、それぞれ受け止めを示した。

 存続が決まった大阪市と同じ政令指定都市の京都市。門川大作市長は2日、住民投票の結果について「大阪の人々が議論を深め、より良い未来のために選択した結果」と語った。

 都構想のきっかけとなった都道府県と政令市の「二重行政」について、門川市長は「(京都では)ここ十数年で解消されてきた。効率的な行政運営と市民サービスの向上のため、政策を融合していくことが求められている」と強調した。

 京都府の西脇隆俊知事は1日夜、「今回の結果は、まさに住民投票によって示された大阪市民の選択である」とのコメントを発表。「京都においては今後とも府市協調のもと府民の皆様、市民の皆様の視点に立って、より良い行政サービスの提供に努めてまいりたい」とした。

 滋賀県の三日月大造知事は2日の定例会見で、住民投票の結果について「非常に拮抗(きっこう)した。二重行政の解消、大都市の在り方についてもっと効率良くやってほしいという民意の表れもあったのではないか。東京一極集中を是正するために関西、またその中心である大阪の活性化に期待する声も多くあっただろう」と述べた。