送迎に加えて、生活支援サービスも担うマルチ交通実証実験の車両(京都府南山城村北大河原・JR月ケ瀬口駅前)

送迎に加えて、生活支援サービスも担うマルチ交通実証実験の車両(京都府南山城村北大河原・JR月ケ瀬口駅前)

 外出時の送迎に加え、買い物代行などの生活支援サービスを提供するマルチ交通事業の実証実験が25日、京都府南山城村で始まった。昨年に次ぐ2回目の実験で、料金を下げて利用時間も拡大し、改めてニーズを確かめる。

 人口減と高齢化が進む中山間地域の活性化を目的に府が実施する。今回も加茂タクシー(久御山町)と協力し、車両1台をJR月ケ瀬口駅に配置する。

 昨年2月から3月にかけての実験のアンケートを踏まえ、送迎、生活支援サービスともに料金を200円安い1回300円とした。送迎はグループ利用も可能に変更した。利用時間は、昨年は午前8時半から午後4時半だったが、今回は午前7時半から午後9時半に拡大した。

 送迎の対象地域は村内および月ケ瀬梅林(奈良市)。村民限定で行う生活支援サービスは、買い物、見守り、図書返却、公共料金等の支払い、郵便物投かんの代行を頼める。野菜の出荷などを見込んだ貨物輸送は昨年の実験で利用がなかったため今回は行わない。

 3月17日まで。利用申し込みは3日前から当日30分前までに加茂タクシー0774(75)2144へ。