ラジオ体操を楽しみながら談笑する参加者ら(京都府八幡市男山・男山団地A地区集会所前)

ラジオ体操を楽しみながら談笑する参加者ら(京都府八幡市男山・男山団地A地区集会所前)

 京都府八幡市男山の男山団地A地区のシニア住民が毎週1回、朝のラジオ体操とカフェタイムをA地区の集会所前広場で開いている。同団地は独居の高齢住民が増え、日常的な関係も希薄になっており、健康維持だけでなく、顔の見える関係づくりに取り組んでいる。

 ラジオ体操は、地域活性化の一助にしようと、A地区自治会のメンバーが4年ほど前に数人で始めた。集会所前でグラウンドゴルフを楽しむメンバーも加わるなど活動の輪が広がり、昨年11月から毎週木曜日の午前9時にラジオ体操をしている。

 現在の参加者は70歳代を中心に40人ほど。輪になって音楽に合わせて体をほぐす。体操しながら空を仰いで「飛行機や」と笑顔を見せたり、「(体操を)覚えられてないわ」と談笑したりもする。体を動かした後はコーヒーやお茶を囲んで世間話を楽しむ。

 当初から参加する民生児童委員でA地区自治会福祉部の女性(78)は「名前を知らない人もいるけど、『元気ですか』と声を掛けると喜んでくれる」と手応えを感じる。同じ福祉部の女性(72)も「『ラジオ体操、やってるよ』と周りに声を掛けやすくなった。開催回数ももっと増えたら」とさらなる広がりに期待する。