京都府舞鶴市のJR東舞鶴駅近くを流れる寺川に遡上したサケ(益田玲爾・京都大舞鶴水産実験所教授提供)

京都府舞鶴市のJR東舞鶴駅近くを流れる寺川に遡上したサケ(益田玲爾・京都大舞鶴水産実験所教授提供)

 京都府舞鶴市のJR東舞鶴駅近くの市街地を流れる寺川で、少なくとも2匹のサケが遡上し、住民らの注目を集めている。京都大舞鶴水産実験所によると、2匹は雄とみられ、迷い込んだ可能性が高いという。

 見つかったのはコンクリートで囲まれた幅約3~6メートル、水深約40センチの場所。周囲は病院や住宅があり、ゆったり泳ぐ姿を散歩中の人らが見下ろしている。近くで日本料理店を営む男性は10月26日に客の話で知り、「20年近く店をしているが、ここで見たのは初めて」と驚く。

 同実験所によると、サケは生まれた川に戻って産卵するが、約5%は違う川に遡上するといい、「福井県の川で生まれたサケが、河川整備など環境の変化で舞鶴に来た可能性もある」とみる。