禅の世界を表現した京菓子(京都市上京区・有斐斎弘道館)

禅の世界を表現した京菓子(京都市上京区・有斐斎弘道館)

 「禅」をテーマに創作された京菓子の展示が、京都市上京区の文化サロン「有斐斎(ゆうひさい)弘道館」など市内4カ所で開かれている。作者の世界観を表す色とりどりの京菓子が、会場を彩っている。

 京菓子の振興を目指し、同館が2015年からテーマを変えて公募している。

 今年は国内外からデザインや実作を公募し、592点から50点を選んだ。展示に際し、デザイン部門の作品は菓子職人が実作した。

 新型コロナウイルス感染防止に向け、旧三井家下鴨別邸(左京区)、京都御苑中立売休憩所(上京区)、ジェイアール京都伊勢丹(下京区)でも分散開催している。

 メイン会場の弘道館では、あんや練り切り、ようかんなどでそれぞれの禅の世界を表した29点が並ぶ。実作部門の大賞「心づく」は、善悪や正誤といった二元論から脱する大切さを、ういろうと紅白のあんに込めた。

 15日まで(京都伊勢丹は4~10日)。弘道館と下鴨別邸は有料で、ともに水曜休館。時間は会場により異なる。