JR安土駅南口広場に設置された力士のモニュメント(滋賀県近江八幡市安土町上豊浦)

JR安土駅南口広場に設置された力士のモニュメント(滋賀県近江八幡市安土町上豊浦)

 織田信長が現在の滋賀県近江八幡市安土町常楽寺で相撲大会を催したことにちなみ、地元有志が同地に近いJR安土駅南口広場にこのほど、力士のモニュメントを設置した。

 モニュメントは白色の御影石製で高さ1・6メートル、縦横1・8メートル。足腰や上半身、首回りを筋肉で固めた力士2人が相手のまわしをつかみ、がっぷりと組み合っている。

 信長は1570年、力自慢を集めて相撲大会を開いたと伝わる。旧安土町は1988年に土俵や相撲やぐらを同広場に設置し、大相撲の巡業も行われたが、老朽化で5年前に撤去。駅周辺整備事業に合わせて地元有志が企画し、32個人・団体から寄付を得て完成させた。

 このほど行われた除幕式で安土町商工会の高木敏弘会長(67)は「近代相撲のルーツは信長公が催した常楽寺相撲と言われる。観光振興につなげたい」と語った。