結婚式の披露宴などでコロナ対策として使ってもらうために制作した「トークシールド」(京都市上京区)

結婚式の披露宴などでコロナ対策として使ってもらうために制作した「トークシールド」(京都市上京区)

披露宴の華やかな雰囲気を壊さないよう、かわいらしいデザインにしたという

披露宴の華やかな雰囲気を壊さないよう、かわいらしいデザインにしたという

 京都市内などで結婚式の司会者として活躍する女性たちが、飛沫(ひまつ)対策で口元にあてて使う「トークシールド」を制作した。披露宴で参列者がマスクの着脱に神経をとがらせたり、マスク姿ばかりの写真に残念がったりといった悩みを知り、解決したいと考案。「披露宴を本来の楽しい場に戻したい」と話している。

 シールドはうちわのような形状で、柄の部分を持って口元に添えて使う。透明なので表情も分かり、披露宴にふさわしいようにハート形にしたり、猫のひげの模様を付けてかわいらしく見えるようにしたりするなど工夫した。司会業の女性らでつくる会社「てんとうむし」(京都市上京区)が、9月末にオンライン販売を始めた。

 同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大で今春、結婚式は大半が取りやめに。6月以降、少しずつ再開してきたが、マスクで互いの表情は分かりづらく、食事や会話のたびに着脱するのが煩わしそうに見えた。会場側も透明なついたてなどの設備投資を迫られ、気苦労が多そうだったという。

 夏原佑未子社長は「結婚式をするか悩んでいるカップルは今も多い。諦めないで、と後押しするようなアイテムになれば」と話している。1枚220~350円。問い合わせは同社075(812)2291。