滋賀県内での人身事故の発生場所を色分けして示した交通事故発生マップ

滋賀県内での人身事故の発生場所を色分けして示した交通事故発生マップ

 大津市で昨年5月に散歩中の保育園児ら16人が死傷した交通事故を踏まえ、滋賀県警は、県内の人身事故情報を地図上で確認できる「交通事故発生マップ」をホームページ(HP)で公開している。事故の発生場所や時間を知ることで、地域や企業、学校などで交通安全意識の向上に役立ててもらう。

 園児が被害にあった事故後、県警に、行政や企業の安全運転管理者らから「事故防止に取り組むため、多発場所を教えてほしい」という問い合わせが増加。広く情報を知らせ、散歩や買い物、通学や通勤ルートの見直しなどに活用してもらうことにした。

 マップは毎月更新し、前々月までの過去3年分を提示する。発生場所を1件ずつ地図上に示し、死亡事故は赤、重傷事故は黄、軽傷事故は青の印で記した。印をクリックすると、発生年月、曜日、「追突」「正面衝突」「人対車両」などの事故類型、所管する警察署、当時の天候などが分かる。

 生活道路で30キロ規制をする「ゾーン30」や、県警が独自に定める事故多発路線「レッドゾーン」、高齢者の事故防止を強化する「思いやりゾーン」も色分けして表示。発生した時間帯や市町別、小学校区別、「幼児」「小学生」「歩行者」「自転車利用」など当事者の種別など16項目を検索できる。

 県警交通企画課の後藤寛交通事故分析官は「よく通る道の事故状況を確認し、安全な通行に役立ててもらいたい」と話した。