JR奈良線にある「勝手踏切」を閉鎖する作業員(2016年撮影)

JR奈良線にある「勝手踏切」を閉鎖する作業員(2016年撮影)

 京都府宇治市内のJR奈良線の通称「勝手踏切」の代替措置を住民が求めてきた問題で、市建設部は「平面踏切の新設はこれ以上打つ手がなく、断念せざるを得ない状況と(住民側に)説明した」と、26日の宇治市議会代表質問の答弁で述べた。

 遮断機や警報機がない勝手踏切は、奈良線の複線化で危険がさらに高まるとして、2016年7月に六地蔵―黄檗間の5カ所が封鎖された。

 市は、住民要望を受けてJR西日本に平面踏切の新設を求めてきたが、JR西は立体横断施設の新設に絞った協議を主張。国の考え方も、平面踏切の新設はあくまで例外的で、鉄道事業者からの申請が必要という。国土交通大臣への裁定申請についても、市は「極めて難しい」とした。

 このほか、中学校給食の早期実施の求めに対し、岸本文子教育長は「教育部の組織見直しと担当部署の態勢強化を図り、スピード感を持って取り組みたい」と述べた。4月から担当職員を1人増やして5人態勢にするという。