丹後労働基準監督署は27日、労働安全衛生法違反の疑いで、京都府与謝野町の町議で渡貫建設(同町岩滝)の渡邉貫治代表(70)を書類送検した。

 書類送検容疑は、昨年7月27日午後2時15分ごろ、同町算所の解体工事中の民家近くで、資格のない男性(76)に解体用つかみ機を運転させ、同機の定められた用途外のユニットバスのつり上げ作業をさせた疑い。

 同監督署によると、ユニットバス上に乗っていた男性(69)が高さ2・42メートルから落下し、くも膜下出血や胸の骨を折るなどの重傷を負った。転落した男性は昨年11月に退院し後遺症はないという。

 渡邉町議は「(解体用つかみ機が2013年に資格が必要になった)法改正を知らなかった」と話しているという。