被葬者の手首にはめられていたというガラス釧(京都府与謝野町明石・町立古墳公園はにわ資料館)

被葬者の手首にはめられていたというガラス釧(京都府与謝野町明石・町立古墳公園はにわ資料館)

 弥生時代後期の墳墓から出土したガラス製の腕輪「ガラス釧(くしろ)」(国の重要文化財)が、京都府与謝野町明石の町立古墳公園はにわ資料館で2年ぶりに公開されている。

 ガラス釧は外径9・7センチ、内径5・8センチ、厚さ1・8センチで、透き通るような青色が特徴。弥生時代後期の豪族が埋葬されていた大風呂南1号墓(同町岩滝)で1998年に出土した。副葬品として被葬者の手首にはめられていたとみられる。

 国内でも他に出土例はあるが、当時の形や色を残しているのは唯一という。大陸から伝来したとされ、古代丹後の交流がうかがえる。

 11月23日までの午前9時~午後5時。月曜休館(23日は開館)。同資料館0772(43)1992。