日野町役場

日野町役場

 滋賀県日野町の教育委員会が町立小中学校の管理職に対し、教員が土日祝日に部活動などで出勤した場合、勤務記録から出勤データを削除して町教委に提出するよう指示していたことが5日までに分かった。昨年末改正の教職員給与特別措置法は、勤務日以外に部活指導や学習準備で出勤した場合も時間外勤務に含めると定めており、町教委が残業時間の上限(月45時間)を超えないようにしたとみられる。今宿綾子教育長は「教職員の健康を考えて勤務時間を減らすのが本意だった。このような指示が行われ申し訳ない」と陳謝した。


 町教委によると、担当者が6月に各校の校長ら管理職宛ての文書で「週休日に学校に出てきて仕事をしたことは、時間外労働としてカウントしない」とし、町教委に報告する際に教員全員のデータを教頭がチェックし「一人ひとりの土日祝祭日のデータを削除」するよう指示した。


 今宿教育長は「学校で正確な出退勤記録も保管しているため、教員の記録は改めて県教委に提出する」としている。県教委教職員課の大野貴弘参事は「不適切な行為で残念。今後は他の市町にもないか注意喚起も含めて対応を考えたい」と話した。