新型コロナウイルス感染症の終息を祈って公開される薬師如来立像(大津市園城寺町・三井寺)

新型コロナウイルス感染症の終息を祈って公開される薬師如来立像(大津市園城寺町・三井寺)

 大津市園城寺町の三井寺で7日、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う特別拝観「浄土のみほとけ」が始まった。普段は別所・水観寺にある薬師如来立像など仏像8体と仏画3点を金堂に集めて公開する。

 金堂では、秘仏の本尊・弥勒菩薩(みろくぼさつ)が納められた厨子(ずし)の両脇に、病から人々を救う薬師如来立像、普段は拝観できない釈迦(しゃか)三尊像、阿弥陀如来立像などが並ぶ。極楽浄土から人々を迎えにやってくる姿を描いた阿弥陀如来来迎図や南北朝時代の仏涅槃図(ねはんず)も公開する。

 6日には開白法要と終息祈願法要が金堂であり、続いて報道陣向けの内覧会があった。先月就任した福家俊彦長吏は「仏様にはそれぞれ人を救う力がある。コロナ禍で苦しむ人が仏様のお姿を見て心安らかになってほしい」と話した。特別拝観は29日まで。入山料のほかに拝観料500円が必要。問い合わせは同寺077(522)2238。