金メダルを手に笑顔を見せる今井さん(宮津市柳縄手・市役所)

金メダルを手に笑顔を見せる今井さん(宮津市柳縄手・市役所)

 京都府海洋高レスリング部3年の今井佑海さん(18)=宮津市上司=が、このほど行われた国際大会で優勝し、大きく成長を遂げた高校生活を有終の美で飾った。卒業後は大学で競技に打ち込む今井さんは「新しい環境でも自分を強く持って努力を続けたい」と力を込める。

 今井さんは今月15~17日にスウェーデンで開催された「クリッパン女子国際大会」の女子シニア53キロ級に唯一の日本人選手として出場し、計16人によるトーナメント戦を準決勝まで無失点で勝ち進んだ。決勝は昨年の世界選手権3位の中国選手と対戦。序盤にカウンターから先制を許し「このままだと怖い」と焦る気持ちもあったが、持ち前の力強いタックルなどで攻める姿勢を貫き逆転勝利した。昨年の同大会では日本人対決で準優勝に終わった雪辱を果たし、シニアの国際大会では初めてのタイトルを手にした。

 4月からレスリングの強豪・日本大に進学するため幼い頃から過ごした地元を離れる。不安もあるが「たくさん応援してくれた宮津のみなさんにまた良い報告ができるよう、頑張りたい」と話す。

 26日夕には市役所(同市柳縄手)で報告会があり、金メダルを持って訪問した今井さんに城﨑雅文市長は「環境の変化を乗り切って頑張ってください」とエールを送った。