来年度から建設が始まる京丹波町役場新庁舎の完成模型(同町提供)

来年度から建設が始まる京丹波町役場新庁舎の完成模型(同町提供)

 京都府京丹波町は、新庁舎建設費9億1千万円を当初予算案に盛り込んだ。2005年に丹波、瑞穂、和知の旧3町の合併で発足後、旧丹波町役場を本庁舎としてきたが、町のシンボルとなる庁舎の建設が新年度から始まる。

 現庁舎は1959年完成の木造2階建てで老朽化したため、町は2015年に新庁舎建設検討委員会を立ち上げた。太田昇町長の就任後は規模や事業費を縮小し、「まちづくりと防災の拠点」を理念に基本設計を固めた。

 新庁舎は、ビジョンダンマーク館跡地(蒲生)に20年度末完成を目指し、総事業費29億5千万円で建設。木造一部鉄骨造2階建て、延べ床面積約4800平方メートルで、交流ラウンジや防災会議室、災害備蓄倉庫を設置し、町民の憩いの場としての機能や防災拠点としての役割も果たす。町内産のスギやヒノキを使い、地元森林資源の活用と保全につなげる。

 太田町長は「大規模災害の発生時に、老朽化した庁舎では町民の安全確保が難しい。財政は厳しいが、必要な施設」としている。