大津地裁

大津地裁

 滋賀県の河川改修工事でヤナ漁休止後、工期延長分の事前補償を県が支払わないことに対し、長浜市の西浅井漁業協同組合が県に補償金990万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、大津地裁(西岡繁靖裁判長)であり、県側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、同漁協は同市西浅井町の大川でヤナ漁をしてきたが、2003年に県が河川改修工事に着手したため、工事完了まで15年分の事前補償金1033万円を県から受け取り、ヤナ漁を休止した。しかし、河口付近で遺跡が見つかり、県が工期をさらに延長した。

 同漁協は、県に15年分の追加の事前補償も支払うよう求めたが、県側は工事による損害が生じた場合のみ補償をするなどとして、事前補償を拒んでいる、という。