立憲民主党京都府連の常任幹事会であいさつする泉会長(中央)。同幹事会では共産党府委員会からの申し入れには応じないと決めた=京都市南区・京都テルサ

立憲民主党京都府連の常任幹事会であいさつする泉会長(中央)。同幹事会では共産党府委員会からの申し入れには応じないと決めた=京都市南区・京都テルサ

 立憲民主党京都府連は8日、京都市南区の京都テルサで常任幹事会を開き、共産党府委員会から申し入れのあった次期衆院選の候補者調整に向けた協議について、「現時点では応じられない」との方針を決めた。

 共産府委は4日、立民府連に対し、候補者調整や選挙協力について協議開始を文書で申し入れた。翌5日には記者会見を開き、こうした事実を公表。京都の共産が国政選挙で他党にこうした呼び掛けを行ったのは初めてという。

 立民府連の泉健太会長は常任幹事会の冒頭、「公党間の動きについて一方的な発表はあるべき姿でない」と述べ、申し入れの事実を発表した共産に不快感を示した。

 その後の非公開の会議で役員らが申し入れの扱いについて意見を交わしたが、協議開始に賛成する声は出なかったという。泉氏は会議後の取材に対し、過去の参院選や首長選を例に「(共産とは)選挙で激戦をしてきた経緯がある。(共産と距離のある)国民民主党や社民党との友好関係もあり、現時点で申し入れに応じることには至らない」と述べた。

 一方、共産府委の地坂拓晃書記長は9日、立民の拒否方針について「今後、一切協議をやらないと表明されたわけではないと認識している。引き続き共闘が前に進むように努力していきたい」と述べた。