嘉田由紀子氏

嘉田由紀子氏

 今夏の参院選滋賀選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指す立憲民主党と国民民主党は28日、国民が推す前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(68)に一本化することで合意した。統一候補は、嘉田氏と共産党が推す党県常任委員の佐藤耕平氏(36)の2人に絞られた。

 野党関係者の間では、知名度が高い嘉田氏でまとまれば共産は擁立を断念するとの見方が強い。2016年参院選で民進、共産、社民の野党3党が統一候補を擁立した際は、共産が候補者を取り下げている。

 関係者によると、立民、国民両党幹部が同日協議し、県知事を2期務めた嘉田氏を推すことに決めた。立民は前衆院議員の田島一成氏(56)を推していた。

 統一候補を巡っては、社民を含む4党が「一本化しなければ自民党に勝てない」とし、昨年11月から協議を重ねてきた。共産は「党中央間での調整に委ねるべきだ」とし、県レベルでの候補者選定の協議に参加していない。4党は2月、参院選で統一候補が訴える共通政策に合意している。

 党中央では、6党派の党幹事長・書記局長による参院選改選1人区の候補者調整が2月下旬から本格化している。

 滋賀選挙区には、自民現職の二之湯武史氏(42)が立候補を表明している。