社会福祉法人あじろぎ会は28日、運営する宇治病院(京都府宇治市五ケ庄)など3施設の患者や利用者計3605人分の個人情報が入ったビデオカメラと外付けハードディスクを紛失したと発表した。主にリハビリに関するデータで、氏名や病名などが記載されているという。

 法人によると、ビデオカメラと外付けハードディスクは宇治病院リハビリテーション課のスタッフルームに置き、病院スタッフは誰でも利用できる状態だった。2月20~21日にスタッフが紛失に気付き、27日に宇治署に盗難届を出した。外部への流出や不正使用は確認されていないという。

 紛失した個人情報は、病院の患者と、併設する平成老人保健施設、訪問リハビリテーションの各利用者に関する2014年11月~今年1月のデータ。それぞれ氏名に加え、病名が記載されたのが2415人分、要支援や要介護の区分が分かるのが978人分、住所や生年月日が記されたのが189人分。他に、リハビリの記録や計画、動画や画像も含まれているという。

 同法人は対象者に手紙や電話などで謝罪し、事情を説明する。「職員全員に個人情報保護の教育を再度実施し、再発防止に努める」としている。