市担当者(右)の前で寄付金の目録を読み上げる元さん(京都府舞鶴市北吸・舞鶴赤れんがパーク2号棟)

市担当者(右)の前で寄付金の目録を読み上げる元さん(京都府舞鶴市北吸・舞鶴赤れんがパーク2号棟)

三味線を片手に奄美民謡を歌う元さん

三味線を片手に奄美民謡を歌う元さん

 奄美民謡歌手の元(はじめ)ちとせさんのチャリティー公演が8日、京都府舞鶴市北吸の舞鶴赤れんがパーク2号棟であり、力強い歌声が観客を魅了した。収益の一部は市に寄付され、新型コロナ感染対策費に充てる。

 コロナ禍でエンターテインメント業界の活動が停滞する中、地方から日本を元気にしたい、と企画した。元さんは、これまでに宮津市でもチャリティーライブを開いてきたが、舞鶴市では初めて。以前訪れた際、赤れんが建物から伝わる歴史が歌を引き立ててくれる、と魅力を感じていたという。音楽を通じた地域活性化に取り組む舞鶴ミュージックコミッションや市内の企業などでつくる実行委員会が主催した。

 元さんは、約180人を前に、ヒット曲「ワダツミの木」や奄美民謡「朝花節」などを披露。観客らが拍手を送りながら聞き入った。終演後にあった贈呈式では、元さんが「医療従事者の方々に応援の気持ちを込めて寄付します」と述べ、市の小畑真奈美・観光振興課長に寄付金10万円の目録を手渡した。