試運転する軌道除雪車と見守る子どもたち(京丹後市久美浜町)

試運転する軌道除雪車と見守る子どもたち(京丹後市久美浜町)

 降雪シーズンを前に京都丹後鉄道は11日、軌道除雪車の整備と試運転を京都府京丹後市の久美浜駅周辺で行った。社員約20人が積雪に備えて除雪装置を点検し、冬本番に備えた。

 除雪車は久美浜、宮津、与謝野の各駅に1台ずつ配備し、積雪30センチ以上で出動する。記録的暖冬により昨年度までの2季は出動機会がなかった。

 社員は軌間内の雪の塊を除くロータリーと、雪を左右にかき分けるラッセルを作動して調べた。同駅から東側のトンネルまで約500メートルを2往復して動きを確認。沿線では地元の久美浜保育所の園児29人が手を振って、除雪車を見守った。

 他2台にも除雪装置を取り付け、26日の夜間に訓練する。橋廣一工務部長(59)は「操作を確実なものにしてダイヤに乱れが出ないよう安全に除雪に努めたい」と話した。

 大阪管区気象台によると、日本海側の今季の降雪量は平年並みまたは平年より多い確率がともに40%という。