土産物売り場「京丹波マルシェ」に展示されている鞠装束や蹴鞠(京都府京丹波町曽根・道の駅「京丹波味夢の里」)

土産物売り場「京丹波マルシェ」に展示されている鞠装束や蹴鞠(京都府京丹波町曽根・道の駅「京丹波味夢の里」)

 蹴鞠(けまり)の魅力について知ってもらおうと、京都府京丹波町曽根の道の駅「京丹波 味夢の里」で蹴鞠の衣装や鞠などが展示されている。約1400年もの歴史を持つとされる蹴鞠の美しい装束や洗練された道具に訪れた人たちが見入っている。

 京丹波町上野で蹴鞠の体験会を開くなど、蹴鞠の保存や魅力の発信に取り組む「けまり鞠遊(きくゆう)会」の池田游達さん(69)らが協力した。地元のシカ皮で作られた「鹿革鞠(しかがわまり)」をはじめ、蹴鞠の衣装「鞠装束」や烏帽子(えぼし)、靴などの6点を展示する。

 地面に擦ることで競技中の姿勢を保つ、鞠装束の両袖に垂れ下がる飾り「砂擦(すなずり)」や、カモのくちばしに似ていることからその名が付いたとされる「鴨沓(かもぐつ)」という独特の靴など、伝統的な蹴鞠の道具を眺めることができる。

 池田さんは「蹴鞠のことを知らない人も興味を持ってもらうきっかけになれば」と意気込む。

 入場無料、展示は来年2月末まで。