満開を迎え、摘み取り作業が進む坂本菊(大津市比叡辻2丁目)

満開を迎え、摘み取り作業が進む坂本菊(大津市比叡辻2丁目)

 大津市坂本地区周辺で古くから栽培されている食用菊「坂本菊」が、収穫期を迎えている。さわやかな香りの漂う黄色い花が一輪ずつ丁寧に摘まれている。

 坂本菊は平安時代に天台宗の開祖・最澄が唐(中国)から持ち帰ったと伝わる。坂本では、秋の味覚としてなますやおひたしに使われてきた。花弁が丸く筒状なのが特徴で、シャキシャキした食感がある。

 摘み取りのピークを迎えた同市比叡辻2丁目の畑では、今夏の天候不順を乗り越え、先月下旬から花をつけた。今月中旬まで収穫作業が続くという。

 花は天台真盛宗総本山の西教寺(同市坂本5丁目)で提供される季節限定の「菊御膳」で味わえる。前日までの予約か、当日の問い合わせが必要で今月末まで。1日150食。税別2500円。