120万人目の入館者となった橋爪さん夫妻(福知山市内記・福知山城天守閣)

120万人目の入館者となった橋爪さん夫妻(福知山市内記・福知山城天守閣)

 1986年に再建された福知山城天守閣(福知山市内記)の入館者が、累計で120万人を突破した。城にゆかりの戦国武将・明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が放映された効果で入館者が伸び、セレモニーでは関係者らが来館者とともに祝った。

 福知山城は1579(天正7)年ごろ、光秀により築かれたとされる。1873(明治6)年に国から廃城の通達が出て、74年ごろから建物を壊されたと伝わる。市民らの寄付などを集めて1986年11月に天守閣が開館した。


 入館者は2018年5月に100万人、今年1月に110万人を突破した。今年は新型コロナウイルスの影響で春に休館したが、大河ドラマの効果もあり、昨春以降はそれまでと比べて入館者数が増加したという。


 天守閣の入り口近くで11月中旬にセレモニーがあり、120万人目となった京都市中京区の会社員橋爪雅史さん(59)と由里さん(53)夫妻が、駿河禎克館長(65)らから花束や光秀をテーマにした本などを受け取った。雅史さんは「120万人目と聞いてびっくりした。福知山城は初めて来たが、大阪城などとは違う趣がある」と話した。