コロナに負けない姿をイメージした大作「飛翔」などが並ぶ旧七夕会池坊全国華道展(京都市中京区・六角堂)

コロナに負けない姿をイメージした大作「飛翔」などが並ぶ旧七夕会池坊全国華道展(京都市中京区・六角堂)

 秋の京都を彩る恒例のいけばな展「旧七夕会池坊全国華道展」(華道家元池坊総務所など主催)が13日、京都市中京区六角通烏丸東入ルの六角堂と池坊会館で始まる。今年は「花をいけよう!」がテーマで、コロナ禍の終息を祈念するいけばな561点が並ぶ。

 インフルエンザが大流行した100年前も規模を縮小して開催したことにならい、途絶えさせないとの思いを込めて、例年会場としている京都高島屋での展示は取りやめ、例年の約4割の点数に抑えて開く。

 内覧会が12日にあり、映画が大ヒット中のアニメ「鬼滅の刃」をイメージした色合いのいけばななどが披露された。青年部による六角堂境内の大作「飛翔」は、巻き付く藤づるに負けずに天を向く竹でコロナに立ち向かう姿を表現。江戸時代前期に始まり、同展の起源となった伝統の「七夕立花会」にちなみ、終息の願いを込めて全国の支部会員が書いた短冊をつるした。

 16日まで(15日から展示替え)。有料。来場できない人に向け、出展者のインタビューや会場のいけばなを紹介する動画や写真を池坊ホームページに掲載する。