要救助者役につり上げ器材を装着する潜水士(上)と水中処分隊員(下)=京都府舞鶴市・舞鶴港第3埠頭

要救助者役につり上げ器材を装着する潜水士(上)と水中処分隊員(下)=京都府舞鶴市・舞鶴港第3埠頭

 第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)に所属する巡視船おきの潜水士と海上自衛隊舞鶴水中処分隊の隊員による合同潜水訓練が13日、同市西の舞鶴港第3埠頭であった。水中での手信号など互いの捜索手法の違いを確認し、災害時の救助での連携に役立てる。

 海自舞鶴地方総監部と同本部などが結ぶ、海上での災害派遣に関する協定に基づき、初めて行った。両機関から約50人が参加した。

 要救助者を発見した想定では、潜水士と隊員が協力して要救助者役を巡視船近くに運び、乗組員らがロープで甲板上まで引き上げた。深さ約10メートルまで潜水し、6人が同じロープを片手で持ち、横一列に並びながら環状に進んで目標物を捜索する訓練もあった。

 おき潜水班長の原武義和さんは「水中での合図の方法や人の配置など互いのノウハウが異なり、現場で連携する上で役立てられる」と手応えを語った。