新市街地都市公園のイメージ図(宇治田原町提供)

新市街地都市公園のイメージ図(宇治田原町提供)

 京都府宇治田原町は、7月に完成した役場新庁舎(同町立川)の東側に新市街地都市公園を2021年3月までに開園させる。住民が集まる憩いの場や災害時の防災拠点として整備し、総事業費は約9億円を見込む。

 都市公園は約2万平方メートルで、西側には町の形にちなみ、ハート形の芝生広場(約5200平方メートル)を設ける。ボール遊びなどが可能で、町民が日常的に集える場にする。自然災害発生時は、ヘリポートや救援活動の拠点として利用する。

 非常食や毛布などを備蓄する防災倉庫や、大型遊具がある広場を北側に設ける。樹木が広がる東側は、平時は子どもの遊び場やピクニックとして使用し、緊急時は近くの住民が一時的に避難したり、テントを張って避難生活をしたりする。

 敷地内にはイベントなどで使用できる屋根付きのステージも新設する。役場庁舎と芝生広場の外周はジョギングコース(645メートル)とする。

 同町は新庁舎建設に伴う一体的な整備として、18年2月に「新市街地都市公園基本計画書」を策定。これまでに基本設計を実施し、現在は造成工事をしている。

 同町まちづくり推進課は「普段は公園でくつろいでもらいつつ、いざという時は防災機能を果たすことで、住民が安心して暮らせるまちづくりにつなげたい」とする。