ニット素材の衣服や鉄製のフックとオブジェが並ぶ展覧会(南丹市美山町島・美山かやぶき美術館)

ニット素材の衣服や鉄製のフックとオブジェが並ぶ展覧会(南丹市美山町島・美山かやぶき美術館)

 ニット素材の衣服や鉄製のフックとオブジェが並ぶ「鳥居節子・チプラスタヂオ展」が、京都府南丹市美山町島の美山かやぶき美術館で開かれている。温かな編み物と、鉄で繊細さを表現した作品が会場を彩っている。

 京都市下京区のニットブランド「SETSUKO TORII」の鳥居節子社長(70)と、南丹市園部町で鉄を使った作品を手掛ける「チプラスタヂオ」が共同で開いた。

 かやぶき屋根の民家を美術館にした会場では、ウールやシルクなどの素材を使ったジャケットやコートなどがフックにつられ、立体感を生み出していた。また、細い鉄を円形にして複数つなぎ合わせたり、手編みしてふとんの形にしたりした作品も飾られている。

 鳥居さんは「手編みでしか生まれない温かな質感や、フックに掛けたことで生まれる立体感を楽しんで」と呼び掛けている。チプラスタヂオの佐々谷千夏さん(49)は「細い鉄を使うことで柔らかさを表現した。手編みの作品との調和を感じてほしい」と話した。11月23日まで。