京都で生まれ育ち、上方歌舞伎の象徴だった四代目坂田藤十郎さん=人間国宝、文化勲章受章者=が12日、88歳で亡くなった。松竹関西演劇室芸文顧問の劇作家・演出家、水口一夫さん(78)は、南座(京都市東山区)の近くに生まれ育ち、昭和20年代の中村扇雀時代から藤十郎さんの舞台を70年余、見続けた。故人を悼み、思い出や功績を振り返ってもらった。