赤く実った万木かぶをはさ掛けする農家たち(彦根市石寺町)

赤く実った万木かぶをはさ掛けする農家たち(彦根市石寺町)

 滋賀県の伝統野菜の赤カブ「万木(ゆるぎ)かぶ」の収穫と、天日干しのはさ掛け作業が本格化している。JA東びわこ直売所の美浜館(彦根市石寺町)ではダイコンも干され、紅白の野菜が晩秋の湖周道路を彩っている。

 カブなどの野菜は秋の冷たい風を当てると甘味が凝縮され、おいしい漬物作りには天日干しが欠かせない作業となっている。

 美浜館では2年前から名物にしようとはさ掛けを行っている。13日の作業では、農家の森治久さん(64)=愛荘町沖=が高さ2・7メートルの金属製のはさに赤く実ったカブ180キロを束で干した。漬物用のダイコンも一緒に掛けて並べた。

 森さんは「今年は雨の量も十分で、柔らかくておいしい漬物ができそう」と話した。万木かぶの漬物は年明けに同館で販売される。