森川宏映天台座主(右)から辞令を手渡される阿部昌宏宗務総長=大津市・天台宗務庁

森川宏映天台座主(右)から辞令を手渡される阿部昌宏宗務総長=大津市・天台宗務庁

 天台宗(総本山・延暦寺)の新しい宗務総長に選ばれた阿部昌宏氏(73)=大分市、観音院住職=が17日、大津市の天台宗務庁で任命式に臨み、森川宏映天台座主から辞令を受け取った。

 午前10時前に始まった式典で、阿部氏は森川座主から辞令を受け取った後、「責務の重大さを痛感し、身が引き締まる思い。微力ながら全力で職務に当たりたい」と抱負を述べた。

 森川座主は、来年の宗祖最澄1200年遠忌法要に力を注ぐよう求めた上、「新型コロナウイルス感染を抑えられるよう、伝教大師(最澄)の精神や天台宗の力を世の中に伝えてほしい」と話した。

 阿部氏は前任の杜多道雄氏が遠忌準備などに向けて早期辞任したことに伴い、16日付で就任していた。

 宗務総長を支える新しい参務は次の皆さん。

 小林祖承(71)=大津市、止観院▽甘井亮淳(70)=福岡県久留米市、大善寺▽舩戸俊宏(58)=茨城県笠間市、如意輪寺▽岩田真亮(63)=長野県高森町、領法寺▽柴田真成(69)=愛知県北名古屋市、高田寺▽竹内純照(63)=京都市左京区、吉祥院