京都府精華町のイチゴを使った酢「華苺」を手にする小林さん(精華町桜が丘)

京都府精華町のイチゴを使った酢「華苺」を手にする小林さん(精華町桜が丘)

 京都府の精華町産イチゴを使用して作った酢が完成した。イチゴと京都市内の蔵元の酢を合わせ、イチゴが香り口当たりのいい味わいに仕上がっている。12月から販売を始める。

 イチゴのフレーバーティーを手がける同町桜が丘の小林正さん(61)が企画、商品化した。昨年暮れ、京都市内のイベントで、酢製造販売の蔵元中野商店(北区)の木おけで醸造した酢を知った。中野善之社長の「酢とイチゴを合わせたら、おいしいのでは」との言葉から、イチゴ酢作りが始まったという。

 ただ、町内産イチゴの確保が課題だった。小林さんは「精華町はイチゴの町だが、観光農園が中心で加工品用に回ってくるイチゴがなかった」と話す。しかし、若手生産者の男性と知り合ってイチゴの調達にめどがつき、製造が決まった。

 「おいCベリー」「やよい姫」「紅ほっぺ」の3品種のイチゴを使用。完熟したイチゴを洗ってミキサーにかけ、計130リットルの果汁を作った。中野商店の酢と合わせて2カ月寝かせて完成し、「華苺(はないちご)」と名付けた。

 華苺だけを飲むとイチゴジャムのように甘く、水などで割ると酢の酸味が伸びてくる。ヨーグルトに小さじ1杯加えたり、麦焼酎に入れたり、湯や水、炭酸で割ったりするのがお勧めという。

 小林さんは「精華町のイチゴを使って、体によくておいしく、特徴のあるものを作りたかった。ぜひ試してみて」と話している。

 140グラム入り瓶が1890円。560グラム入り瓶(7344円)もある。問い合わせはグリーンハ~モニー0774(73)0824。