リーチサイト事件の構図

リーチサイト事件の構図

京都府警本部

京都府警本部

 インターネット上に公開された海賊版のアダルトビデオ(AV)に視聴者を誘導する「リーチサイト」を運営したなどとして、京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は19日、著作権法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで、サイト開設者と運営者の男2人を逮捕したと発表した。

 リーチサイトは、海賊版の動画や漫画などを公開する違法サイトにアクセス可能なリンクを一覧形式でまとめたサイト。府警によると、リーチサイトの運営を規制する改正著作権法が10月に施行されてから全国初の摘発という。

 府警によると、2人は昨年9月から今年10月までサイトを運営。海賊版AV約1100本のリンク情報を掲載し、約215万回再生された。広告収入として計13万円を得ていたという。

 逮捕されたのは、サイト開設者の会社員の男(47)=大阪府大阪狭山市=と、運営者の無職男(44)=京都市伏見区。

 2人の逮捕容疑は共謀して今年10月、自らが管理するリーチサイト「俺の嫁ちゃんねる」に、別の投稿者が違法に公開したAV3点を視聴できるよう、誘導するリンクを掲載した疑い。また昨年11月に、人工知能(AI)を使った「ディープフェイク」と呼ばれる技術で女性芸能人の顔を合成したAV1点を同サイトに載せ、芸能人の名誉を傷付けた疑い。開設者の男は容疑を否認し、運営者の男は認めているという。