ラトビアの伝統文様を編み込んだ手袋と名嘉真さん(京都市中京区・レティシア書房)

ラトビアの伝統文様を編み込んだ手袋と名嘉真さん(京都市中京区・レティシア書房)

 東欧・バルト3国の一つ、ラトビアの手袋を紹介する企画展示「ラトビアミトンに魅(み)せられて」が京都市中京区高倉通二条下ルのレティシア書房で開かれている。独特の文様を編み込んだ手袋やリストウオーマー約50点が並び、訪れた人を楽しませている。


 北海道でアトリエ「イボンマラヤ」を主宰する名嘉真(なかま)郁子さん(65)による初展示。15歳から編み物を始め、自ら羊を飼ってフェルト作品を手掛けてきた。10年前に雑誌でラトビアの編み物を知り、文様や色使いの美しさに魅了されたといい、現地訪問を重ねて技術を習得した。

 それぞれの文様には「生命の源」「幸せを運ぶ」といった意味が込められており、かつては嫁入り道具としてミトンが編まれたという。名嘉真さんは「日本にはない色と文様に触れるとともに、ラトビアの暮らしに思いをはせてほしい」と話す。会場で即売も。29日まで。