10月下旬以降の感染状況などを確認した京都府の新型コロナウイルス対策本部会議(京都市上京区・府庁)

10月下旬以降の感染状況などを確認した京都府の新型コロナウイルス対策本部会議(京都市上京区・府庁)

 京都府は19日、京都市上京区の府庁で新型コロナウイルス対策本部会議を開き、寒くても換気を心掛けることや、飲み会は2時間を目安にすることなどを府民に要請すると決めた。西脇隆俊知事は「感染の連鎖を断ち切ることが重要だ」と訴えた。

 府内では感染が拡大傾向にあり、17日には府が独自に定める3段階の基準で最も警戒を要する「特別警戒基準」に達した。対策本部会議ではこれを受け、マスク着用など基本防止策の徹底▽屋内でのこまめな換気と適度な保湿▽発熱などの症状がある場合は外出を控える-の3点を要請すると確認した。

 忘年会シーズンを迎え、飲食の機会を通したさらなる感染拡大も懸念されることから、飲み会や宴会で大人数による大声での会話を控え、2時間までを目安にすることなども呼び掛けた。

 飲食店に対する営業時間短縮の要請について、西脇知事は会議後の会見で「営業時間の短縮は影響が大きい。(飲食店に)非常に打撃の大きい措置をしてでも止めないといけないという感染状況にはない」と述べ、現時点では必要ないとの考えを示した。

 また、対策本部会議は帰省や旅行で移動が活発となる年末年始の対策として、事業者に休暇の分散取得を促すことも決めた。