校舎間の空に並ぶ色とりどりの傘。壁や地面にカラフルな影を落とし、生徒のステージ発表会を盛り上げている(京都府京田辺市河原・田辺高)

校舎間の空に並ぶ色とりどりの傘。壁や地面にカラフルな影を落とし、生徒のステージ発表会を盛り上げている(京都府京田辺市河原・田辺高)

 京都府京田辺市の田辺高で、中庭の空に色とりどりのビニール傘がお目見えし、来校者らを楽しませている。中止になった文化祭に代わるステージ発表会を盛り上げようと生徒会が企画。傘の色が校舎の壁などにカラフルな影を落とし、生徒たちの思い出にも彩りを添えている。

 傘は青や赤、オレンジなど計135本。生徒会役員が他校での同様の取り組みを動画投稿アプリで知って提案した。工業系の生徒が傘の先端に穴を開けて金具を取り付け、校舎間にワイヤを張る作業は業者へ依頼した。

 傘が並ぶのは、コロナ禍で中止となった文化祭の代替イベントを催す中庭の屋外ステージ上。週3回行われる生徒による吹奏楽やダンス、軽音楽などのステージに華を添える一方、写真映えする「映(ば)えスポット」としても評判という。

 提案した生徒会役員の2年女子(17)は「傘の色が壁に光って映るのは予想外。きれいで感動した」と言い、「体育祭も中止になってしまったけど、ステージを盛り上げ、みんなの思い出作りにつながれば」と話していた。

 ステージ発表会は27日で終わり、傘はその後撤去するという。