村田製作所が開発した世界最小サイズのMEMS振動子

村田製作所が開発した世界最小サイズのMEMS振動子

 村田製作所は4日、MEMS(微小電気機械システム)技術で、世界最小サイズの振動子を開発したと発表した。IoT(モノのインターネット)機器やウエアラブル(着用できる)端末向けの製品。12月から量産を開始する。

 振動子は電気を流して振動させることで、正確な基準信号を送る部品。開発した振動子はシリコーン製で、幅0・9ミリ、長さ0・6ミリ、高さ0・3ミリ。従来型の水晶振動子よりも50%以上小さいサイズを実現した。機器の小型化に加え、シリコーンを用いることで消費電力が低く、電池の長寿命化にも貢献するという。

 フィンランドのMEMSセンサー開発・生産子会社「ムラタエレクトロニクス オーワイ」の技術を応用した。3、4年後に月2千万個の販売を見込む。