3月以来の開催となり、来場者でにぎわう弘法市(2020年11月21日、京都市南区・東寺)

3月以来の開催となり、来場者でにぎわう弘法市(2020年11月21日、京都市南区・東寺)

 「弘法さん」として親しまれている京都市南区の東寺の縁日「弘法市」が21日、8カ月ぶりに開かれた。新型コロナウイルスの影響で休んでいたが、出店の飲食物を持ち帰りのみとするなど感染対策を実施。午前中から多くの人たちでにぎわいを見せていた。

 真言宗を開いた空海の命日にちなんで毎月21日に開かれていたが、3月を最後に休んでいた。再開に当たり、出店者の検温の徹底や来場者へのマスク着用の呼び掛けなどを行った。

 この日は出店数が約700店と平時より少なかったが、たこ焼きや大判焼きといった飲食物のほか、衣類、食器などを売る店が並んだ。訪れた人が「久しぶりやし、まけて」と冗談を言い、出店者は「お元気でしたか」と気遣っていた。

 毎月訪れているという大津市の男性(64)は「以前は目立っていた外国人は少ないが、久しぶりに来られて楽しい」と笑顔で話していた。東寺と東寺出店運営委員会は今後の開催について毎月5日に決定し、東寺のホームページで告知するという。