大津地裁

大津地裁

 村田製作所(本社・京都府長岡京市)の八日市営業所で働いていた滋賀県東近江市の男性=当時(46)=が亡くなったのは過労が原因とし、遺族が同社に約3800万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が24日、大津地裁(堀部亮一裁判長)で開かれた。会社側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、男性は同営業所で電子機器用の精密部品の製造などを担当していた2010年9月に心室細動で死亡した。亡くなるまでの半年間は毎月60~90時間以上の残業をしていた上、深夜帯の勤務や持ち帰りの仕事も多く、「(会社側が)健康面、心理面のケアを行っていなかったため病発し、死に至った」としている。

 村田製作所は「係争中なのでコメントは差し控える」とした。