大津祭の曳山巡行路

大津祭の曳山巡行路

 国の重要無形民俗文化財の大津祭は6日の宵宮、7日の本祭でハイライトを迎える。曳山(ひきやま)の責任者らは台風25号の動きを注視しつつ、警報が発令されない限り雨天でも実施する方針。前週の台風で山建てを延期した曳山も組み立てを急ぎ、6日には13基すべてが出来上がる。

 江戸時代から続き、湖国三大祭りに数えられる大津祭は天孫神社(同市京町3丁目)の祭礼。

 宵宮では夕方から各曳山で鉦(かね)や笛の祭り囃子(はやし)が奏でられ、曳山の名称にちなんだ人形や懸装(けそう)品が町家で飾られる。午後に住民で「宵宮曳き」をする町もある。

 本祭は午前9時ごろ、全曳山が天孫神社に集合。くじ改めの後、午前9時半ごろ巡行を開始する。囃子方を乗せた曳山は所定の24カ所で止まり、コイの滝登りや人形の顔が変わるといったからくりを披露する。

 昨年に続いて天孫神社の神輿(みこし)渡御もあり、午後1時ごろから神社近くの京町通りや中町通りを練る。

 同祭は戦中の休止期間を経て復活した1948(昭和23)年以降、昭和天皇の病状悪化で自粛した88年を除いて毎年行われている。