玉雲寺で座禅を体験する外国人ら(京丹波町森)

玉雲寺で座禅を体験する外国人ら(京丹波町森)

 インバウンド(訪日外国人客)誘致を目指そうと、京都府京丹波町は17日、外国人を対象にしたモニターツアーを初めて実施した。戦国武将明智光秀ゆかりの寺での座禅体験や地元食材を使った昼食などがあり、参加者は京丹波の魅力を満喫した。

 同町では道の駅「京丹波味夢の里」(曽根)に隣接するホテルが来秋に開業予定で、光秀が主人公のNHK大河ドラマも来年放送される。町内を周遊する観光コースを確立しようとツアーを企画。京都市在住の中国、フランス、インドネシアなどの留学生や社会人ら13人が参加した。

 ツアーでは森の中にある名所・琴滝を見た後、同町森の玉雲寺で座禅を体験。長澤智雄住職(74)が光秀が城攻めで燃やした同寺を再建した歴史を説明。座禅の方法を手ほどきし、参加者は10分間の静寂を味わった。

 昼食には町が料理店と開発した「武将めし」を提供。地元産の栗の甘露煮や黒豆の枝豆などに舌鼓を打っていた。南丹市の明治国際医療大に留学した経験のあるドイツ出身のラブロウ・セーニャさん(32)は「普段忙しくしているので座禅は貴重な体験だった。自然も豊かで良かった」と話していた。