10月は1日の十五夜、29日の十三夜とお月見の季節です。また、8日~22日は二十四節気(にじゅうしせっき)の「寒露(かんろ)」の時期にあたります。草木に冷たい露が降りる頃(おころ)という意味で、空気が澄(す)んだ秋晴れの日が多くなり、栗(くり)やサツマイモ、サンマ、マツタケなど秋が旬(しゅん)の食べ物がおいしくなってきます。今回は、十三夜の別名である「栗名月」「豆名月」にちなんで、栗や豆などを使った月見団子(だんご)にしました。空を見上げて月を眺(なが)めながら、秋の味覚を楽しみませんか。

京都女子大学 KWU食育プロジェクトリーダー

<材料 25個(こ)分>
・団子粉(こ)  250グラム
・水       270ミリリットル
・砂糖(さとう) 25グラム

~具材(1個当たり)~
・栗の甘露煮(かんろに)    10グラム
・黒豆             10グラム
・冷凍枝豆(れいとうえだまめ) 10グラム
・金時豆            10グラム
・サツマイモ          10グラム
・砂糖              2グラム
・水              10ミリリットル

☆アレルギー対応(たいおう)
団子粉はうるち米、もち米という種類のお米からできています。米アレルギーをお持ちの方は、団子粉の代わりに小麦粉と片栗粉(かたくりこ)を6:1の分量で使用します

<道具>
電子レンジ、すりこぎ、はかり、包丁、まな板、スプーン、ラップ、キッチンペーパー、耐熱容器(たいねつようき)

<作り方>
1.具材の下準備(じゅんび)をする (ワンポイント(1))
  ・栗の甘露煮→キッチンペーパーに広げ  て汁気を取り、5ミリ角に切る
  ・冷凍枝豆→解凍(かいとう)し、水気を取る
  ・黒豆、金時豆→汁気(しるけ)を取る
  ・サツマイモ→洗(あら)って5ミリ角に切り、耐熱容器に切ったサツマイモ、水と砂糖を入れて混(ま)ぜ、ふんわりラップをかけて、電子レンジ(600ワッ   ト)で1分30秒加熱する

(1)具材が団子につきにくくなるのを防(ふせ)ぐために、水気や汁気は、キッチンペーパーで包むようにしてしっかり取ります。


2.耐熱容器に先に水を入れてから、団子粉を少しずつ入れて混ぜる
3.ラップをかけて電子レンジ(600ワット)で4分加熱する。半透明(とうめい)になったら生地の完成です
4.やけどに注意しながら、すりこぎに水をつけながら、よくつく(ワンポイント(2))
  すりこぎがない場合は、スプーンで混ぜてもよいです

(2)すりこぎの先に水をつけて、よくつきます。加熱後でボウルが熱くなっているため、やけどに十分注意してください。


5.手のひらで一つずつ丸めて形を整える
6.周りに具材をくっつけてぎゅっと握(にぎ)る
7.再度(さいど)、電子レンジ(600ワット)で30秒間加熱する

☆アレンジ
具材をカボチャやトウモロコシなどに変える、きなこをかける、中に小豆(あずき)餡(あん)を入れるなどのアレンジができます!
  

 月見団子をモチーフにした、秋らしいヘルシーなおやつを考えました。今年の十三夜はお月様を見上げながら食べてみてください。トウモロコシやカボチャなどの食材でアレンジできるので、試してみてくださいね。(KWU食育プロジェクトリーダー)

 

 今回は、京都女子大学食物栄養学科4回生の私(わたし)たちが担当(たんとう)しました。卒業生は、管理栄養士(えいようし)や栄養教諭(きょうゆ)、家庭科教諭など、医療(いりょう)、福祉(ふくし)、教育の現場(げんば)などで活躍しています。
 私たちはKWU食育ボランティア活動推進(すいしん)プロジェクトのリーダーとして、小学校の給食時間の食育や、幼稚園(ようちえん)の料理教室でのサポート、子ども食堂(しょくどう)での夕食の提供(ていきょう)など、コロナ対策(たいさく)を考えながらいろいろな活動に取り組んでいます。

京都新聞ジュニアタイムズ 2020年10月4日付紙面から